WrestleBeat 2ndDAY
前日の熱戦を聞きつけた観衆が前日以上に押し寄せた。プロレスの醍醐味を見せ付けるため前日以上の熱戦を展開する。
前日の予選突破者が優勝を目指して激突するだけでなく、スペシャルタッグマッチも行われる。
初日の流れを受け、この最終戦も屈強のレスラー達が極上のレスリングで、最高のビートを奏でる。
Are you ready?

いよいよレッスルビート最終戦!!

第一試合 ハマヒロト・台場虹之丞 VS 東山金角・白河幸太 (トルネードタッグ形式)
     前日の熱気を維持しつつさらなる激闘を期待した観衆が終結。異様なテンションの中で第一試合が開始。
      前日は激闘を繰り広げたハマが台場と組んで、ジュニアの新鋭コンビと対戦。
      金角がWアームスープレックスや高速ブレーンバスターで勢い良く攻め込む。台場も隙を見つけては
      金角に足掛け延髄などを浴びせ、捕まり始めたハマを的確に援護する。
      ひとりアピールなどを自由に行う白河は試合の流れなどどこ吹く風。自分のペースで試合を組み立て、
      ローリングエルボーなど何気に大技を繰り出していく。これにはハマも台場も、金角さえ翻弄され気味。
      金角はサマーソルトドロップやミサイルキックなどの空中戦へ移行。追いかけるようにハマも場外へ
      プランチャ弾発射。台場も負けじとレインボーデストロイ(スーパーラナ)で勝負に出る。
      
      フィニッシュはダブルマッスルで完全に金角の動きを止め、「フィニッシュ!」と宣言してからの042ディメンション
      (スタイルズクラッシュ)で勝負あり。第一試合からの熱戦に会場は大いに盛り上がった。

     ○ハマ (11:12 042ディメンション) 金角×。

金角を中心に試合が回る。一方の白河は唐突ながらも得意のポールシフトを繰り出すもカットされた。


台場を分担すると、サマーソルトドロップへ。空中戦はクルーザーの醍醐味!


フィニッシュの呼び水は合体殺法から。

第二試合 レッスルビート・トーナメント準決勝 浦和烈斗 vs 皿田雪村

      8名参加したファイトクラブ勢のうち、決勝トーナメントに残ったのは浦和ひとりだけ。ファイトクラブ最後の砦。
      対するは百戦練磨のプロレス職人・皿田。実績的には完全に皿田に分があるが、果たして。
      試合はプロレスの定石通り腕攻めから。一方の浦和も教科書通りの脚殺しで対抗。皿田は腕にエルボーを
      投下し、浦和は苦痛に顔をゆがめる。浦和もドラゴンスクリューや脚横須賀で対抗する。
      試合は消耗戦の展開に。
      10分近くから皿田が急激にスピードアップ。試合を一気に大技攻勢に移行し、畳み掛けに入る。
      浦和は虚を衝かれたか、耐え凌ぐで精一杯。いつしか浦和は受身の取れない腕に。
      そして磐石のクロスアームサンダーファイヤーパワーボム。浦和は奇跡的にキックアウト。
      二発目のサンダーファイヤーパワーボムが決まるも、リング端のためニアフォール。
      決着も時間の問題と思われたが、マシンガンキックラッシュからブレードキックへ繋ぐ。更に妥協のない打撃で
      皿田を打ちのめす。徐々に試合はヒートアップするも皿田も腕殺しで反撃。一進一退の攻防に。

      そして結末は唐突に訪れた。浦和の二度目のSTFUで皿田がまさかの失神KO。
      あまりの暑さにまさかの脱水決着か? いずれにせよレフェリーが浦和のKO勝ちを宣告した。

      ○浦和 (13:26 STFU) 皿田×
      ※浦和が決勝戦進出決定


皿田の腕攻めに対抗して、浦和は脚攻めへ。脚横須賀で膝からマットに叩き付けた。


必殺のアームバーで腕を痛めつけておいての、クロスアーム式のサンダーファイヤーパワーボムなど理にかなったプロレスを展開。


フィニッシュはこのSTFU。まさかのKO決着に。皿田は脱水症状だった?

第三試合 レッスルビート・トーナメント準決勝  猿飛タスケ vs 真田勇士

     BASARA同士の激突。さらにカイランダーズの盟友同士。普段見られないカードが夏フェスで実現!
      試合に賭ける真田の意地が序盤から爆発した。開始二分から捻り式バックドロップが炸裂。扇子が開いた!
      猿飛も負けずに応戦するも真田の勢いは止らない。

      勝負に出た真田はコーナーを背負った状態から前方へ走り込みながら垂直に落とす荒業も見せるが
      カウントは2。
      猿飛も負けじとケブラーダを繰り出す。リングに上げると必殺のモンキーフライを狙うが、真田はエルボーで
      コーナーから叩き落とすとダイビングエルボーをドテっ腹へ投下。ここが勝負の分かれ目か?
      ロープへ飛んでブサイクへの膝蹴りを突き刺すも、真田は立ち上がってスパーダへ。
      三発目がリング中央で決まると、真田がスリーカウントを強奪。

      カイランダーズ同門対決はお互い真正面からぶつかりあい、根性の男、真田が勝利を奪取した。
      ジュニアでありながら、一歩も退かず気の強さを見せ付けた猿飛には試合後大きな声援が送られた。

      ○真田 (14:32 スパーダからの片エビ固め) 猿飛×
      ※真田が決勝戦進出決定

真田が脳天から落とす危険な技を見せると、猿飛もケブラーダなど高難易度の技を見せて対抗する。


お互い意地をぶつけ合ったが最後は真田が地力で勝った。

第四試合 スペシャルタッグマッチ  ブクロ玲央・伊達竜一・尾張元気 vs トーキョージョー・軍鶏崎杏司・吉祥侍ムサシ

     1回戦で脱落した4選手にトーキョー・ジョー、ブクロ玲央を加えた、豪華なカードが実現!

     この日も玲央が好調ぶりを発揮。馬羅鬼征伐以来勢いに乗っている。
     試合開始は玲央とジョーから。
     お互い手の内を知り尽くすだけに高度な攻防を繰り広げた。両者同タイミングでコーナーへ戻る。
     代わって尾張と軍鶏崎が対峙。体格差では軍鶏崎だが、スーパーキックなど体格差を埋める
     攻撃を繰り出し、軍鶏崎を後退させる。
     代わったムサシが“エンズイギリ”を早々に繰り出すと、尾張も伊達にタッチ。
     伊達は昨日の鬱憤を晴らすかのように、スタナーやワームチョップで猛アピール!観客を一気に
     ヒートアップさせる。シャープシューターまで繰り出し、声援を一身に浴びる。

     10分過ぎ、ムサシが勝負に出る。打撃で散々に痛めつけた尾張を場外へ放り投げる。
     場外で待っていた軍鶏崎とパワーボムとネックブリーカーの連携技。大型選手の合体技に尾張も
     悶絶。さらに場外マットではなく、イスの上に叩きつけるあたりが彼らのプロレス頭。
     リングに上げると、更にイス上へジャーマンで叩きつけ、尾張からピンフォールを奪って見せた。

     ○ムサシ (11:15 高角度ジャーマンスープレックスH) 尾張×


この日も玲央は好調ぶりをアピール。


これが噂のアメリカンスタイル“エンズイギリ”(稲妻レッグラリアート)。その場飛びではなくダッシュして叩き込む。


場外で軍鶏崎・ムサシが連携を見せグロッキーにすると、リング上で一気にフィニッシュ!

メインイベント レッスルビート・トーナメント決勝戦  浦和烈斗 vs 真田勇士

     いよいよ長い長いフェスティバルも終焉を迎える。
     最後に勝ち残ったのは、ファイトクラブの誇る襲撃戦士浦和と、甲斐の熱血漢真田!

     一試合目の激闘に加え、暑さにスタミナも限界の両雄。しかし最後の力を振り絞ってリングに向かう。
     ファイナルマッチいざゴング。

     試合は打撃戦でスタート。5分過ぎに放った浦和の大車輪キックで真田が大流血。
     真田はそれでもローリングエルボーなどで一歩も退かないところを見せるが、浦和は顔面へのビッグ
     ブーツやブレードキックで容赦なく負傷箇所を攻める。浦和のシュートスタイルが牙を剥く。
     
     しかし9分過ぎにロープワークからスパーダ発動。
     いよいよ試合はクライマックスへ。
     浦和もレッドデビルホールドを繰り出すも、真田は耐え凌ぐ。
     串刺し式スパーダ二連発から地団駄を踏んで自らを鼓舞すると、更にリング中央でフラフラの浦和
     目掛けてスパーダ二連発!
     計五発目でグッタリした浦和を確認すると片エビ固めへ。

     磐石のスリーカウントを奪い、そして真夏のトーナメントの優勝を手にした!

     ○真田 (13:57 スパーダからの片エビ固め) 浦和×
     ※真田がレッスル・ビートトーナメント優勝!

壮絶な打撃戦を繰り広げる。お互いの気迫がぶつかる!真田の流血で大荒れの展開に。


決勝戦最初のスパーダはロープに振ってから決めた。一方の浦和もレッドデビルホールドで対抗。


串刺し式から最後は正調式スパーダ。二日間全てをこの技で勝利した。


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